NHKやネトフリで人気の「ミルドレッドの魔女学校」
魔法を勉強する学校が舞台ということでハリーポッターを思い浮かべる人も多いですよね。
中には「これってハリポタのパクリ?真似してる?」と考える人がいても不思議ではありません。
私は両方とも大好きなのですが、原作の出版された背景などと共に調べてみました♪
ミルドレッドの魔女学校はハリーポッターのパクリ?
結論から言いますと、ミルドレッドの魔女学校はハリーポッターのパクリではないです!
その理由は「ミルドレッドの魔女学校」の方が先に出版されているからですね。
・ミルドレッドの魔女学校(原題・The Worst Wicth)1974年出版
・ハリーポッターと賢者の石(原題・Harry Potter and the Sorcerer’s Stone)1999年出版
優に20年以上の開きがあります。
物語として先に日本で有名になったのがハリーポッターなので、ミルドレッドの方が後から出てきたように見えます。
だからパクリとかいう意見が出るのも無理はありません。
でも実際はたぶん、ハリポタの作者のローリングの方がミルドレッドの影響を受けてますよね。
イギリスでは児童書として既に有名だったミルドレッドです。
ハリーポッターが出る前までに、ミルドレッドのシリーズは4巻まで出版されていました。(現在は8巻まで)
ローリングの方が、良い意味でインスピレーションをもらったのではないかと想像されます。
ミルドレッドの魔女学校とハリーポッターは似てるのか?
ここでミルドレッドの魔女学校とハリーポッターはどの部分が似ていると感じさせるのかについて考えてみますね。
ミルドレッドとハリーポッターの似ている点
・イギリスが舞台
まあ、魔法使いや魔女といえばやはりイギリスです。
・魔法学校が舞台
学校は学校でも「お城」という共通な場所のせいで同じ印象を持ちますよね。
・主人公の年齢が近い
ハリーがホグワーツに入学したのが11歳になった年の9月です。
これはイギリスの教育制度で、小学校を卒業して中等教育に入るのが11歳になる年なんですよね。
ミルドレッドも同じく、中等教育の年齢で魔女学校に入学という設定になってると考えるのが自然ですよね。
実際にミルドレッドを演じていた主役のベラ・ラムジーがSeason1を撮影し始めた年齢は14歳の時でした。
・先生と生徒がドタバタ騒動を巻き起こす
ハリポタの場合はドタバタどころではないですが笑
・人間界と魔法界に分かれていて、人間は魔法界のことについては知らないという設定
ミルドレッドとハリーポッターの似ていない点
・読者の年齢層というか本の難易度?
どちらも自国語で読む分には児童書です。
日本人として原書で読む場合、英語の難易度がぜんぜん違います笑
ミルドレッドの対象年齢は8~12歳となってますので小学生向けといったところです。
原書を読む場合は、中学生卒業程度の英語力で読めます。
ハリーポッターの対象年齢は9~13歳となってますので翻訳を読む分にはその通りですが、原書を読むには高校卒業程度の英語力は必要です。(実感です笑)
ハリーポッターの方が内容的にもかなりボリュームがあり、世界観も壮大なので大人まで楽しめるようになってますよね。
・ハリーポッターは世界の崩壊を招くような危機が訪れる
ハリーポッターのお話は学年が進むにつれてどんどん深刻度を増していきます。
魔法界はもちろん人間界の崩壊までもたらすような危機的な展開のストーリーになってます。
・ミルドレッドの魔女学校の出来事は大きくても学校の崩壊程度?
学校の崩壊でも一大事ではありますが笑
人間界に及ぶほどの崩壊ではないってことですね。
だいたいがミルドレッドの失敗や宿敵のエセルの悪だくみなどから学校を巻き込む大騒動になっていく展開なので、ドタバタコメディという感じのお話になってます。
結局のところ、学校が舞台ということで主人公たちの成長を見守るストーリーとなっているので似た印象を持つのは仕方ないことかと思います。
特にその学校が「お城」であることがいちばんの要因だと思いますよね。
中世のような雰囲気のあるお城で起こるいろいろな事件にロマンを感じるというか。
ただ、魔法系のお話ファンにとってはどちらも楽しめて一挙両得ですけどね。
ミルドレッドの魔女学校のロケ地について
ミルドレッドの魔女学校を魅力的にしている要因の大きなひとつになっているのは、ロケ地の学校の素晴らしさだと勝手に思ってます。
たぶん異論のある人はいないのではないでしょうか。
ミルドレッドの魔女学校のロケ地には、ドイツの「ホーエンツォレルン城」という古城です。
タイムスリップした気分になりますよね。
どことなくハリポタのホグワーツに似ているので同じロケ地?って錯覚してしまいますけど別物です。
ドイツのお城といえば「ノイシュヴァンシュタイン城」が有名ですけど、こちらのお城も雰囲気あってステキです。。
ドイツに行くことがあれば絶対に行ってみたい場所ですよね。
ハリーポッターのホグワーツのロケ地はどこ?
ハリポタの映画に出てくるホグワーツ魔法魔術学校の建物の外観はCGなんですよね。
実際にあったら行ってみたかったです。
ただし、全体的なイメージはローリングの地元のエディンバラ城ではないかと言われています。
また実際のホグワーツの周辺や内観のロケ地としては次のような場所が使われてます。
・アニック城
箒の授業などホグワーツの外のシーンに使用。
・レイコックアビー修道院
学校の回廊や中庭、教室として使用。
・オックスフォード大学・クライストチャーチ
グレートホールは超有名な食堂のシーンに、ホールへと続く階段なども校内シーンに使用。
・オックスフォード大学・ボドリアン図書館
ボドリアン図書館は図書館シーンに使用。
図書館内、アーチ型の天井のあるディヴィニティスクールは炎のゴブレットのダンスシーンや、医務室のシーンに使用。
ミルドレッドの魔女学校はハリーポッターのパクリ?まとめ
ミルドレッドの魔女学校はハリポタのパクリではありませんでしたが、魔法学校が舞台ということで共通点がいろいろあって楽しいです。
魔法学校モノというか、魔法見習いの子ども達が成長していく様子が身近なファンタジーって感じでおもしろいんでしょうね。
ハリーポッターもミルドレッドも両方チェックしてみてくださいね♪
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